同調査は、11月18日の「いい家の日(一般社団法人日本記念日協会認定)」に合わせて行ったもの。対象は、住宅ローンの借り入れを行い、住宅を購入した経験がある30歳以上の男女360名(男性180名、女性180名)。2019年10月23日~2019年10月25日、インターネットで行った。
それによると、住宅ローン選びで後悔していることはありますか?では、約4割(40.8%)が「ある」と回答。年代別でみると、後悔している人が最も多いのは「30代」で30.6%。「40代」は23.8%、「50代」は25.9%、「60代以上」は19.7%と、住宅ローンがまだ多く残っている若い世代のほうが、住宅ローン選びを後悔しているようだ。
後悔している理由で最も多かったのは、「もっと金利の低い金融機関を選べば良かった」で31.7%。次に「違う金利タイプを選べば良かった」で20.3%だった。金融機関の比較検討が不十分なことや、変動金利にするか固定金利にするかなどの返済プランの立て方に納得感がないことが伺える。
一般的に住宅ローン選びは、「家を購入する不動産会社の提携金融機関の中から選ぶ」か「自分で金融機関を探して選ぶ」の2択。前者には「住宅ローン選びに手間がかからない」、後者には「金利や条件など幅広い金融機関から選べる」というメリットがあるが、どちらを選択した場合にも、住宅ローンへの後悔が残る人は約40%という結果だった。
ニュース情報元:(株)MFS