住宅購入意向者、「都心派」と「郊外派」が拮抗

カーディフ生命保険(株)は12月15日、全国2,000人を対象に行った「第4回 生活価値観・住まいに関する意識調査」の結果を発表した。

それによると、住みたいと思う家は「戸建て(持ち家)」と回答した人が約6割(59.9%)を占めた。次いで「マンション・アパート(賃貸)」(19.4%)、「マンション(持ち家)」(16.4%)、「戸建て(賃貸)」(3.0%)と続いた。

住宅購入意向者の検討場所は、全体で「都心派」が48.6%、「郊外派」が51.4%%と拮抗している。年代別でみると、30代と40代では「郊外派」がそれぞれ54.9%、57%と優勢だった。

住宅ローン利用者の借入形態は、「単独ローン」が75%と依然として大多数を占めている。しかし昨年比では4.1pt減少した。第1次住宅購入層の中核である30代では「単独ローン」は62%にとどまり、「連帯保証」や「連帯債務」、「ペアローン」による夫婦やパートナーなどとの収入合算が38%(昨年比+4.8pt)にのぼった。

住宅購入経験者が住宅購入時にやっておけばよかったと思うことは、「団信の特約を付けておけばよかった」が38.7%で4年連続トップとなった。次いで、「住宅ローンを比較すればよかった」(13.5%)、「立地条件を検討すればよかった」(8.4%)、「資産価値を検討すればよかった」(8.1%)、「金融知識をつけておけばよかった」(7.7%)と続いた。

ニュース情報元:カーディフ生命保険(株)

引用元: suumo.jp/journal