住宅ローン支払い、約1割は延滞経験者

全国不動産売却安心取引協会は、住宅ローンを利用したことがある30歳以上70歳未満の男女を対象に、「住宅ローンの支払い」に関する調査を行った。調査は2022年11月30日にインターネットで実施。有効回答数は1,805人。

それによると、住宅ローンやマンション管理費の支払いを1日でも延滞したことがある人は10.1%、約1割の方は延滞経験者であることがわかった。延滞内容は「住宅ローン」が最も多く63.7%、「マンション管理費」23.6%、「両方」12.6%だった。

住宅ローンの支払いが延滞した主な原因としては、「収入減」がトップで36.0%。以下「(残高不足などの)うっかりミス」(23.0%)、「リストラ・倒産」(10.1%)、「離婚・別居」(8.6%)、「病気・事故」(7.2%)と続いた。「リストラ・倒産」「病気・事故」を含めると、半数以上(53.3%)の人が収入減により延滞してしまったようだ。

「うっかりミス」などの一時的な延滞をした人以外の回答者に「任意売却の利用を考えたことはあるか?」と尋ねたところ、「利用した」29.9%、「検討中(検討したことがある)」29.0%、「考えたことはない」25.2%、「任意売却を知らない」15.9%だった。

ニュース情報元:(株)南勝

引用元: suumo.jp/journal