それによると、住宅購入を検討した際、7割以上（71.9%）が「注文住宅以外候補に入っていなかった」と回答。自分が思い描いた通りの間取りで、自由に家を建てることができるといった点が最も魅力的なようだ。一方、注文住宅購入の際に不安だったこと（複数回答）では、「予算内に収まるか」が最も多く61.3%。次いで「間取りや設備などをどうするか」（42.7%）、「どのハウスメーカーや建築設計事務所に依頼したらいいか」（31.6%）、「ローンの審査が通るか」（23.0%）などが続いた。
どの業者に依頼して注文住宅を建てましたか？では、「大手ハウスメーカー」がトップで4割以上（43.9%）。「地元の工務店」（39.9%）、「中堅ビルダー」（8.8%）、「建築設計事務所」（4.7%）と続いた。家のイメージをしっかり反映してくれる業者を選ぶのが重要なポイントのようだ。
注文住宅にして良かったこと（複数回答）では、「間取りや設備など設計の自由度が高い家づくりができた」が最多で約7割（69.3%）。「建築の過程を確認しながら家づくりができた」（42.1%）、「こだわりたいポイントを押さえた家づくりができた」（41.0%）と続いた。自由度が高く、間取りや設備などの設計をこだわれたということをメリットに感じていることが分かった。
注文住宅の自由設計に対する満足度としては、「大いに満足している」（37.4%）と4割近くの方が満足しているが、残り6割以上の方は不満を抱えている。どのようなことが不満でしたか？（複数回答）では、「希望通りの設計にしたら予算をオーバーしてしまった」が最多で33.4%。次いで「標準仕様に準じた設計しかできなかった」（23.6%）、「意匠設計（外観・内部のデザイン面）の自由度が低かった」（17.5%）と続いた。
ニュース情報元：（株）AS IT IS
