【新築区分マンションを『高い価格』&『家賃保証付』で買って泣く人】

最近、新築区分マンションを家賃保証付きだから安心だとフルローンで買い、
所有したあとに、実際の申告書を見て将来が不安になってしまった。

という相談を受けることが増えています。

特に『上場企業のサラリーマン』や『公務員』の人が多いように感じます。

この商品(新築区分マンション)が間違っている訳ではありません。
本質を理解しないで買っている人が間違っています。(知ってて売っている人が一番悪いですが)

基本的に、この商品は赤字になります。
なので、残念ながらその不安は合っています。

気が付くのがほんの少し遅かったです。
それと、相談した人が間違っています。
売ろうとしている人に聞いても本質は教えてくれません。

現在の日本の税法上では、
所得税率の低い人が新築区分マンションをサブリースで買ってもあまりメリットはありません。

この商品は、開業医や外資系サラリーマンなどの一部の高額納税者であれば、多少の利益を出す方法は存在します。

 

又、販売業者は、生命保険替わりになるとも言いますが、
生命保険替わりの考え方は、本末転倒です。

融資にセットの団信保険は、死亡と高度障害の場合に適用されます。
補償される疾病を増やせるものもありますが、その分金利が高くなっています。

あなたが亡くなったあとに残された家族が心配であれば、
掛け捨ての死亡保険に入ったほうが安いです。
年齢にもよりますが、月額数千円で充分な保証金額があります。

不安を減らすのが目的の保険の為に、
しなくてもいい大きな借入(借金)をして、心配事を増やしてしまっています。

もし、自分や家族の疾病が心配であれば、
貯蓄を増やすか、治療費が高額になるがん治療にだけ備えて、
『がん保険』だけは入っておいてください。
これは20代から40代の人には、本気でオススメできます。

 

新築区分マンション投資は
本業の所得税が還付されて得しているように見えていますが、
実際は、買ったものの価値が減価している分損しています。

大事なこととして、
建物は時間の経過と共に価値が下がる。(減価する)
減価する金額よりも、多くの対価を得られていないから損をしている。

■買っている値段が高い
■貰っている家賃が低い

そもそも、『上場企業のサラリーマン』程度の年収の人が買うべきものではありません。
ローンを付けて売りやすいからセミナーなどで、宣伝しているだけです。

どうせ買うのなら、赤字ではなく、黒字になる不動産にしませんか?