住宅ローン利用者、約7割が「変動型」

(独)住宅金融支援機構はこのたび、「住宅ローン利用者調査(2021年4月調査)」の結果を発表した。

この調査は、2020年10月~2021年3月に住宅ローン(フラット35含む)を借入れた方を対象に、利用した住宅ローンの金利タイプや住宅ローン選びに関する事項について調査したもの。調査時期は2021年4月26日~5月5日。回答数は1,500件。

それによると、利用した金利タイプは「変動型」が68.1%(2020年11月調査:62.9%)、「固定期間選択型」が20.7%(同24.5%)、「全期間固定型」が11.2%(同12.6%)となり、前回調査時と比べて「変動型」が増加し、「固定期間選択型」と「全期間固定型」は減少した。

今後1年間の住宅ローン金利見通し(全体)では、前回調査と同様に「ほとんど変わらない」が65.0%で6割を超えた(前回:66.1%)。一方、「現状よりも低下する」は3.5%(同7.3%)で減少し、「現状よりも上昇する」は20.4%(同18.1%)で増加した。「見当がつかない」も11.1%(同8.4%)で増加している。

住宅ローンを選んだ理由は、フラット35以外の住宅ローン利用者では「金利が低い」が71.8%で最多。フラット35利用者においては「返済額を確定しておきたかった」が49.5%で最多となり、「金利が低い」が41.6%で続いた。

ニュース情報元:(株)住宅金融支援機構

引用元: suumo.jp/journal