住宅ローンのボーナス払い、14.0%は「後悔している」

(株)MFS(東京都千代田区)は、現在住宅ローン返済中の30代~50代男女を対象に、「新型コロナウイルスによる、住宅ローンボーナス返済への影響」に関するアンケート調査を行った。調査は2021年6月15日~6月21日にインターネットで実施。回答数は461名(男性239名、女性222名)。

それによると、住宅ローンの返済でボーナス払いを選択している方は35.6%。年代別では、30代で35.0%、40代で33.3%、50代では38.3%がボーナス払いを選択していた。

「新型コロナウイルスの影響で、この夏のボーナスは昨年より減る」と回答した人の業種別割合は、「公務員」38.2%、「製造業」35.2%、「情報通信業」31.7%、「サービス業」31.6%、「運輸業」31.6%と続いた。年代別では、特に30代が「昨年に比べてこの夏のボーナスは減る」と予想している方が多い。具体的には、30代31.4%、40代28.4%、50代26.6%の方が「ボーナスは減る」と予想していた。

新型コロナウイルスの状況を受けて、住宅ローンのボーナス払いについて検討・実行したことはありますか?では、「検討・実行した」との回答が30代では37.5%、40代では20.4%、50代では8.1%。具体的な対策として「他金融機関への借り換え」をあげる方が最も多かった。特に30代では、「対策を検討・実行した」と回答した方のうち58.3%が「借り換えを検討・実行した」と回答している。

また、ボーナス払いにしたことを後悔している方は14.0%だった。若い年代ほどボーナス払いを選択したことを後悔している人の割合が多く、30代では22.9%、40代は13.0%、50代では8.1%だった。なお、ボーナス払いを選んだ理由で最も多かったのは「毎月の返済額を減らしたかったから」(59.8%)、次いで「定年までに住宅ローンを返済したかったから」(23.8%)だった。

ニュース情報元:(株)MFS

引用元: suumo.jp/journal