リバースモーゲージ型住宅ローン、申込は「年金受給者」が6割超

(独)住宅金融支援機構はこのたび、リバースモーゲージ型住宅ローン【リ・バ ース60】における2019年7月から9月までの利用実績等を発表した。

【リ・バース60】は、満60歳以上の方を対象としたローンで、毎月の支払は利息のみ。元金は利用者が亡くなった時、担保物件の売却などにより一括して返済するもの。

それによると、2019年7月~9月の付保申請戸数は252戸、前年同期に比べて大幅に増加した(対前年同期比254.5%)。申込者の属性をみると、平均年齢は70歳、平均年収は334万円。「年金受給者」62.3%、「会社員」15.5%、「個人経営」6.7%、「パート、アルバイト」4.7%、「会社役員」4.0%、「公務員」2.8%、「短期社員」2.0%など。

資金使途は、「戸建新築」が最も多く34.1%。次いで「新築マンション購入」23.0%、「戸建リフォーム」20.6%、「借換え」15.9%、「新築戸建購入」2.4%などが続く。資金計画は所要額平均2,830万円、融資額平均1,559万円、毎月返済額は平均3.1万円。ローンが必要な理由は、「住宅が古い」が最も多く48%。「住み替え」23%、「借換え」16%などが続く。

ニュース情報元:(独)住宅金融支援機構

引用元: suumo.jp/journal