住宅ローンのボーナス払い、「後悔している」13.2%

(株)MFS(東京都千代田区)はこのほど、「新型コロナウイルスによる、住宅ローンボーナス返済への影響」に関するアンケート調査を行った。対象は現在住宅ローン返済中の30代~50代男女481名。調査期間は2020年11月24日~11月29日。調査方法はインターネット。

それによると、住宅ローン返済で「ボーナス払い」を選択している人は約3人に1人(34.7%)。年代による大きな差は見られず、30代では33.3%、40代で32.5%、50代で38.3%が「ボーナス払い」を選択していると回答した。

新型コロナウイルスの状況により「ボーナス払い」について検討・実行したことはありますか?では、40代と50代では前回の調査時(2020年6月)と比べて、対策を検討・実行した方が5%以上増加。30代に関しては、6月の調査時点ですでに「対策を検討・実行している/しようとしている」が半数近く(45.7%)存在し、今回の調査では減少したものの、4割程(40.4%)は対策を検討・実行している。

また、「ボーナス払い」を選択している方のうち、ボーナス払いにしたことを「後悔している」方は13.2%。6月時では14.3%だったことから、夏に比べると1%ほど減少している。年代別に見ると、30代では「後悔している」と回答した方は6月時点では28.4%だったのに対し、今回調査では15.4%となり13%減少した。一方で、40代、50代では「後悔している」と回答した方が増加傾向にあり、40代では6.0%から13.2%、50代でも6.7%から11.3%と増加した。

毎月の住宅ローン返済は負担になっていますか?では、57.5%の方が「負担になっている」と回答。6月時点では返済を負担に感じる方は67.5%だったため、10%減少している。コロナ禍により、金融機関への住宅ローン相談や借り換えを行ったことで、対策済みの方が増加したことが理由と考えられる。

ニュース情報元:(株)MFS

引用元: suumo.jp/journal