（公社）全国宅地建物取引業協会連合会（全宅連）と（公社）全国宅地建物取引業保証協会（全宅保証）は、住宅の居住志向および購買等に関するアンケート調査を行い、その結果を発表した。
同調査は9月23日の「不動産の日」にちなんで行ったもの。調査期間は2019年9月23日～11月30日。20歳以上の男女を対象に行い、2万2,183件の回答を得た。
それによると、不動産は買い時ですか？では、「買い時だと思う」は13.0%、「買い時だと思わない」は28.9%、「わからない」は58.0%だった。2018年度と比較すると「買い時だと思う」が3.3ポイント減少し、「買い時だと思わない」が6.3ポイント増加、「わからない」が3.0ポイント減少した。
買い時だと思う理由は、「住宅ローン減税など消費税増税支援に係る制度拡充されているから」が最も多く51.1%。「今後、住宅ローンの金利が上昇しそうなので（今の金利が低いので）」が23.4%で続いた。買い時だと思わない理由としては、「不動産価値が下落しそうだから」が最多で26.8%。「自分の収入が不安定または減少している」が21.0%と続く。
あなたは「持家派」ですか、「賃貸派」ですか？では、「持家派」は80.9%と全体の約8割を占めた。持家派の理由としては、「家賃を支払い続けることが無駄に思えるから」が53.5%でトップ。「持家を資産と考えているから」が32.1%、「落ち着きたいから」が28.5%と続いた。賃貸派の理由には、「住宅ローンに縛られたくないから」が41.5%で最多。次いで「天災時に家を所有していることがリスクになると思うから」（35.6%）、「税金が大変だから」（24.5%）が続く。
既存住宅（中古住宅）への抵抗感は、「まったく抵抗がない」は12.7%。「きれいであれば抵抗はない」が41.3%。あわせて54.0%と約半数は抵抗感が薄いようだ。
ニュース情報元：全宅連
引用元：
suumo.jp/journal
