注文住宅建築費、全国平均は2,902万円

(株)リクルート住まいカンパニーはこのたび、2019年度「注文住宅動向・トレンド調査」の結果を発表した。

調査は2019年7月31日(水)~8月9日(金)、インターネットで実施。1年以内に注文住宅を建築した“建築者”と、今後2年以内に建築を検討している“検討者”を対象に行った。有効回答数は建築者が1,884。検討者が1,880。

それによると、建築者(全国)の建築費用は平均2,902万円で、前年より95万円増加した。価格帯別でみると、最も多かったのは「2,000万~2,500万円未満」で23.3%。次いで「2,500万~3,000万円未満」(18.8%)、「3,000万~3,500万円未満」(18.4%)、「1,500万円~2,000万円未満」(10.8%)などが続く。また、首都圏においては平均3,034万円で、前年より50万円増加した。

建築者(全国)が検討の開始時に困ったこと(複数回答)は、「最初に何から始めたらよいかわからない」(44.8%)、「建築費用の目安がわからない」(41.9%)、「自分たちに合った会社をどう探せばよいかわからない」(41.6%)といった項目が上位に並んだ。「ローンを組めるかなど資金面のことが不安」も34.5%と、約3人に1人が困ったようだ。

検討者(全国・新築)の家づくりを考えたきっかけは、1位が「いつかは一戸建てに住みたいと思っていた」で25.5%と、前年より1.5ポイント減少。「消費税が上がる前に建てたいと思った」(3.1%)は、前年より14.9ポイント減少した。

ニュース情報元:(株)リクルート住まいカンパニー

引用元: suumo.jp/journal