注文住宅の購入で不安だったこと、7割超が「総額」

(株)赤鹿地所(兵庫県姫路市)はこのたび、「注文住宅の購入」に関する調査を行った。調査は注文住宅購入経験者を対象に、2021年4月27日・28日にインターネットで実施。回答数は519人。

それによると、建売住宅と注文住宅で迷いましたか?では、約8割(79.2%)が「いいえ」と回答。注文住宅を購入した方は、そのほとんどが最初から強い購買意欲を持って注文住宅を選んだようだ。建売住宅を選ばなかった理由としては、「自分たちで間取りを決めたかったから」(30代/女性/京都府)、「注文住宅の方が生活の動線や収納など自分主導で作ってもらえるから」(40代/男性/埼玉県)など、デザインや設計の自由度が高いことなどから注文住宅を選んでいる。

注文住宅の購入で不安だったことは何ですか?(複数回答可)では、「総額いくらくらい必要か」が最も多く72.8%。次いで「工務店・ハウスメーカーをどのように選べばいいか」(41.0%)、「ローンの審査が通るか」(21.4%)と続いた。金額や、どのようにしてベストな工務店・ハウスメーカーを探せばいいのか不安だった方が多い。

不安を払拭した方法については、「ハウスメーカーの担当の方と、何度も話し合った」(40代/女性/大阪府)、「返済シミュレーションを綿密に行った」(40代/男性/埼玉県)、「出せる金額を先に言っていた」(40代/女性/福岡県)など、しっかりと相談・打ち合わせをしたという方が多い。

注文住宅を購入して満足していますか?後悔していますか?では、31.0%が「大満足している」と回答。「ある程度満足している」(56.7%)を合わせると、9割近くの方が満足しているようだ。満足している理由は、「持ち家で心のゆとりができた」(50代/男性/東京都)、「思い通りの家になったと思う」(40代/女性/福岡県)、「細かな不満はあれど後悔するようなことはない」(40代/男性/兵庫県)など、気になる点もなくはないものの、多くの方が「理想通りの家を建てられた」と満足している。

ニュース情報元:(株)赤鹿地所

引用元: suumo.jp/journal