リバースモーゲージ型住宅ローン、使い道は「戸建新築」が43%

(独)住宅金融支援機構はこのほど、住宅融資保険を活用したリバースモーゲージ型住宅ローン【リ・バース60】の本年7月から9月までの利用実績等を公表した。

【リ・バース60】は、満60歳以上の方が対象のローン。毎月の支払は利息のみで、元金は利用者が亡くなった時に担保物件の売却などにより一括して返済するというもの。

それによると、7月~9月の付保申請戸数は100戸となり、前年同期(28戸)に比べ大幅に増加した(対前年同期比357.1%)。付保実績戸数は45戸、対前年同期比642.9%。付保実績金額は8.0億円、対前年同期比888.9%。取扱金融機関数(年度末累計)は43機関で、対前年同期比153.6%となった。

申込者属性(平均)は、年齢69歳、年収394万円。「年金受給者」が56%、「会社員」が23%、「パート、アルバイト」7%、「会社役員」5%、「個人経営」5%など。資金使途は、「戸建新築」が43%、「新築マンション購入」が27%、「戸建リフォーム」が16%、「中古マンション購入」7%、「借換」6%。

資金計画(平均)は、所要額3,428万円、融資額1,811万円、毎月返済額は3.5万円。必要理由は、「住宅が古い」45%、「住み替え」23%、「借換え」5%、「子供と近居」4%など。利用タイプ(割合)は、「ノンリコース型」89%、「リコース型」11%だった。

ニュース情報元:(独)住宅金融支援機構

引用元: suumo.jp/journal