この調査は、家づくりとインテリアデザインのプラットフォーム「Houzz」登録ユーザーを対象に実施。世界で219,500名以上、日本では約3,900名の回答を集計したもの。調査期間は2018年3月5日~2018年4月24日。
それによると、2017年にリフォーム・リノベーションがもっとも多く実施された場所は「キッチン」で30%だった。次いで、「バスルーム」(27%)と「リビングルーム」(26%)が続いた。「初めて住宅を購入した人」は「長期の住宅保有者」に比べ、2倍以上もの人がキッチンのリフォーム・リノベーションを行ったことも分かった。
2017年のリフォーム・リノベーション費用の中央値は200万円。2016~2017年の住宅購入者別の年間中央値でみてみると、「初めて住宅を購入した人」がリフォーム・リノベーションにもっともお金をかける傾向にあり、費用の中央値は600万円だった。次いで「住宅の購入歴がある人」の中央値は500万円、「長期の住宅保有者」の中央値は150万円だった。
リフォーム・リノベーション費用の支払い方法でもっとも多かったのは、現金・貯金(73%)。「初めて住宅を購入した人」は現金・貯金(44%)での支払い以外でも、住宅ローン(44%)とクレジットカード(16%)での支払いが多い傾向にあった。
また、約90%もの人がリフォーム・リノベーションをする際に専門家に依頼をした(89%)と回答。依頼先でもっとも多かったのは「工務店」(25%)、次いで「施工会社」(19%)。もっとも多かったリフォーム施工期間は「3ヶ月~6ヶ月」(35%)で、「3ヶ月未満」(28%)、「1年~2年」(19%)が続いた。
ニュース情報元:Houzz Japan(株)