(独)住宅金融支援機構は2月14日、2022年度「住宅ローン貸出動向調査」の結果を公表した。調査は2022年7月~9月、住宅ローンを取り扱う金融機関を対象に実施。回答機関数は300。
それによると、新規ローンへの今後の取組姿勢は、「積極的」が75.0%(前年69.9%)、「現状維持」が24.3%(同30.1%)、「消極的」が0.7%(同0.7%)。全体の3/4程度は今後「積極的」に住宅ローン取り扱っていく姿勢であることが分かった。
「積極的」を選択した機関にその理由(複数回答)を尋ねたところ、「貸出残高増強」が最も多く69.3%、次いで「家計取引の向上」(67.0%)、「中長期的な収益が魅力」(30.7%)と続いた。
既に強化している取組又は今後強化する取組(複数回答)では、「返済期間35年超のローン提供」が最も多く44.9%。「諸費用の融資対象への追加」(35.3%)や「LGBT向けローンの提供」(22.9%)なども多かった。
また、今後重視する(伸長が期待される)住宅ローンの金利タイプ(複数回答)としては、「変動型」が最多で67.4%。「固定期間選択型(10年)」(45.6%)がそれに続いた。
ニュース情報元:(独)住宅金融支援機構
引用元:
suumo.jp/journal