住宅購入は約8割が「ローンを利用」

三井住友トラスト・資産のミライ研究所は、20歳~64歳の男女を対象に「住まいと資産形成に関する意識と実態調査」を行った。調査は2021年3月にインターネットで実施。サンプル数は1万920。

それによると、自宅購入での住宅ローンの利用有無は、全体で4割以上(42.9%)が「利用している(住宅ローンがある:返済中)」と回答した。「利用していた(住宅ローンで住宅購入したが、返済完了した)」は36.0%で、約8割(78.9%)は住居購入にローンを利用している結果となった。特に30歳代では88.2%と、住居購入でのローン利用率が高い。

住宅購入時の頭金比率(物件価額に対しての比率)は、全体では「頭金ゼロ」が27.0%、「頭金1割」が21.7%となっており、約半数の世帯では「頭金無し、もしくは1割程度」で自宅を購入、という実態があきらかになった。特に、30歳代の「頭金なし」「頭金1割」の比率は、合せて67.0%となっており、2/3を占めていた。

ニュース情報元:三井住友信託銀行(株)

引用元: suumo.jp/journal