リバースモーゲージ、使途は「戸建リフォーム」が最多に

(独)住宅金融支援機構はこのほど、リバースモーゲージ型住宅ローン【リ・バース60】における2021年1月から3月、及び2020年度の利用実績等を発表した。

【リ・バース60】は満60歳以上の方を対象とした住宅ローンで、毎月の支払は利息のみ。元金は利用者が亡くなった時、担保物件の売却などにより一括して返済する。

それによると、1月~3月の付保申請戸数は前年同期比+35.6%の358戸、付保実績戸数は同+37.3%の320戸となり、それぞれ増加した。

申込者の平均年齢は69歳、平均年収は376万円。属性は「年金受給者」が最も多く53.1%。次いで「会社員」(22.1%)、「会社役員」(7.3%)、「個人経営」(5.9%)、「パート・アルバイト」(5.9%)、「公務員」(2.5%)と続く。

資金使途は「戸建リフォーム」が最も多く26.5%。「注文住宅」(24.6%)、「借換え」(22.6%)、「新築マンション」(18.7%)、「中古マンション購入」(2.8%)などが続く。ローンが必要な理由は「住宅が古い」が最も多く46.4%。「借換え」(22.1%)、「住み替え」(18.4%)と続いた。

2020年度においては、付保申請戸数は前年度比+18.6%の1,162戸、付保実績戸数は同+46.4%の1,006戸と、ともに増加。取扱金融機関数も増加し同+9.2%の71機関となった。

ニュース情報元:(独)住宅金融支援機構

引用元: suumo.jp/journal