リバースモーゲージ、使い道は「注文住宅」が最多

(独)住宅金融支援機構はこのたび、リバースモーゲージ型住宅ローン【リ・バース60】における2020年7月から9月までの利用実績等を発表した。

【リ・バース60】は満60歳以上の方を対象とした住宅ローンで毎月の支払は利息のみ。元金は利用者が亡くなった時、担保物件の売却などにより一括して返済する。

2020年7月~9月の付保申請戸数は254戸となり、前年同期に比べて4.5%増加した。また、9月末の取扱金融機関数は68機関となり、対前年同月比21.4%の増加となった。

申込者の平均年齢は70歳、平均年収は364万円。属性は「年金受給者」が最も多く61.8%と6割超。次いで「会社員」(17.3%)、「個人経営」(5.9%)、「会社役員」(5.5%)、「パート・アルバイト」(5.1%)、「公務員」(1.6%)の順。

資金使途は「注文住宅」が最も多く29.5%。次いで「戸建リフォーム」(24.4%)、「新築マンション」(21.7%)、「借換」(15.7%)、「中古マンション購入」(3.1%)などが続く。ローンが必要な理由は「住宅が古い」が約半数の50.8%。「住み替え」(22.4%)、「借換え」(15.7%)と続いた。

ニュース情報元:(独)住宅金融支援機構

引用元: suumo.jp/journal