住宅ローン利用者、約6割は「変動型」を選択

(独)住宅金融支援機構はこのたび、「住宅ローン利用者調査(2020年5月調査)」の結果を発表した。調査期間は2020年5月26日~6月4日。2019年10月~2020年3月に住宅ローンを借入れた方を対象に行った。回答数は1,500件。

それによると、利用した金利タイプは「変動型」が最も多く60.2%(2020年3月調査:59.0%)。次いで「固定期間選択型」26.6%(同26.7%)、「全期間固定型」13.2%(同14.3%)。前回調査と比べると「変動型」が増加、「固定期間選択型」「全期間固定型」がわずかに減少した。

今後1年間の住宅ローン金利見通しについては、「現状よりも上昇する」が20.1%(2020年3月調査:21.3%)、「ほとんど変わらない」が57.3%(同62.5%)、「現状よりも低下する」10.9%(同7.0%)、「見当がつかない」11.7%(同9.3%)。前回調査と比べると「現状よりも上昇する」「ほとんど変わらない」が減少し、「現状よりも低下する」「見当がつかない」が増加した。

住宅ローンを選んだ理由は、【フラット35】以外の住宅ローン利用者では「金利が低い」が最多で72.6%。【フラット35】利用者では「返済額を確定しておきたかった」が最多で58.8%、次いで「金利が低い」48.9%だった。

ニュース情報元:(独)住宅金融支援機構

引用元: suumo.jp/journal