民間住宅ローン、「変動金利型」が2年連続増加

(独)住宅金融支援機構はこのたび、2019年度「民間住宅ローンの貸出動向調査」を行った。調査は2019年7~9月、民間住宅ローンを取り扱う金融機関に対し行ったもの。有効回答数は301件。

それによると、2018年度の新規貸出額の金利タイプは「変動金利型」が70.4%と、2年連続で増加(前回:63.9%、前々回:49.9%)。一方、「固定期間選択型(10年)」は14.3%となり、2年連続で減少(前回:19.7%、前々回:28.8%)した。

「取扱検討中の商品」では、「リバースモーゲージ」が最も多く62.1%。次いで「アシューマブルローン」(売却後、買主への債務承継を前提とした住宅ローン)が13.8%。「サービス付き高齢者向け住宅建設用のアパートローン」及び「自宅を賃貸し、賃料を担保とした住宅ローン」が各12.1%となっている。

今後重視する商品については、「新築向け」が最多で84.6%。次いで「中古住宅向け」(74.0%)、「リフォームローン」(65.9%)が続く。「リバースモーゲージ」は20.7%(前回:16.3%、前々回:11.0%)と、2年連続増加した。

ニュース情報元:(独)住宅金融支援機構

引用元: suumo.jp/journal