住宅ローン利用者、「変動型」が7割超

(独)住宅金融支援機構は6月28日、「住宅ローン利用者調査(2022年4月調査)」の結果を公表した。

調査対象は、2021年10月から2022年3月までに住宅ローン(フラット35含む)を借り入れた20歳以上~60歳未満の方。調査時期は2022年4月28日~5月6日。有効回答者数は1,500人(うちフラット35利用者85人)。

それによると、利用した金利タイプは「変動型」が73.9%と前回(21年10月:67.4%)よりも増加し7割を超えた。「固定期間選択」は17.3%(同21.7%)、「全期間固定型」は8.9%(同10.9%)と減少した。また、いずれの金利タイプも「400万円超~600万円以下」および「600万円超~800万円以下」の年収範囲にある世帯が全体の5~6割を占めた。

今後1年間の住宅ローン金利の見通しについては、「現状よりも上昇する」が39.2%(21年10月:23.1%)と4割近くまで増加。一方、「ほとんど変わらない」は46.1%(同63.1%)で大幅に減少している。

住宅ローンを選んだ理由は、【フラット35】以外の利用者は「金利が低い」が最も多く70.6%。【フラット35】利用者においては、「返済額を確定しておきたかった」が最も多く44.7%だった。

ニュース情報元:(独)住宅金融支援機構

引用元: suumo.jp/journal