2016年度新入社員の特徴は“ドローン型”!?　操縦が難しそう…

(OVO オーヴォより)

まもなく、入社式。今年はどんな新入社員が入ってくるのだろう。日本生産性本部の「職業のあり方研究会」がまとめた2016年度の新入社員の特徴は「ドローン型」なのだそうだ。

ドローンは近年、姿勢を自動制御する機能が進歩したため、特別な専門家でなくても扱え、広く普及している。ただ、その飛行は風にあおられるといささか心もとない。今後の普及や定着を考えると、さらなる技術革新が必要だ。

そして、今年度の新入社員。就職活動の日程が変わり、かつ経済状況も株価の大幅な下落、チャイナショックなど厳しい環境となるなど、強い風に煽られたものの、なんとか自律飛行を保ち目標地点に着地（希望の内定を確保）できた者が多かった。さらなる技術革新（スキルアップ）によって様々な場面での貢献が期待できる点を踏まえれば、ドローンになぞらえることができるだろう。

他方、“ドローン”は使用者（上司や先輩）の操縦ミスや使用法の誤りによって、機体を傷つける恐れもあるほか、紛失（早期離職）してしまうリスクも生じる。また、多くのものは充電式なので、長時間の酷使には耐えられない。夜間飛行（深夜残業）の禁止や目視できる範囲で操縦しなければならないルールもあるため、当然のことながらルールを守った運用や一定の技量（ワークライフバランスへの配慮や適性の見極め）も要求される。

う〜む、ドローンかぁ。“操縦”が難しそうだな。