「民泊」を利用したきっかけ、「友人や知人に勧められて」49%

本年6月に「住宅宿泊事業法」、通称「民泊新法」が施行された。一般の民家に宿泊する「民泊」が、訪日客の増加などによって注目を集めている。そこで(株)エアトリ(東京都新宿区)は、10月11日~10月16日、10代~70代の男女838名を対象にインターネットで「民泊」に関する調査を行った。

それによると、「民泊」について利用したり聞いたりしたことがありますか?では、「使ったことがある」が20.4%、「使ったことはないが、どのようなものかよく知っている」45.7%、「名前を聞いたことがある」32.2%、「知らない」は僅か1.7%という結果だった。

利用経験者に「民泊」を何回利用したことがありますか?と聞いた項目では、「1回」が30.4%、「2回~4回」が50.3%、「5回~9回」が9.4%、「10回以上」が9.9%と、7割以上の人が複数回「民泊」を利用したことがあると回答している。また、利用した場所では「海外」が43.9%、「国内・海外の両方」が19.3%と、民泊利用経験者の内、6割以上が海外での利用経験があるようだ。

「民泊」を最初に利用したきっかけとして最も多かったのは「友人や知人に勧められて/誘われて」で、約半数の49%。「安く泊まれる宿泊施設を探して」が24%。「新聞やWEBなどのニュースで知って」22%、「身近に民泊の提供者がいたので」16%、「大人数で泊まれる施設を探して」14%が続く。

「民泊」を初めて利用した際に重視したポイントは、「価格」が75%と最も多く、次いで「立地」71%、「安全性」39%の順。また、今後の「民泊」に対する利用意向については、利用経験者の58%が「今後も利用しようと思う」と回答している。全体でも34%が今後「利用しようと思う」と回答し、「民泊」への高い興味が伺える。

「民泊」を利用してみた感想としては、『長期滞在の場合、キッチンやランドリーが使え便利』(40代/女性)、『大人数で利用する場合、利用料金を頭割りするのでかなり安くなる』(30代/女性)、『普段見る機会がない、その国の人が住む家を見ることが出来るのも楽しみの1つ』(30代/女性)などがあった。

ニュース情報元:(株)エアトリ

引用元: suumo.jp/journal