在宅勤務後、約6割が「電気代増加」

パナソニック(株)は、新型コロナの影響による在宅勤務の導入増加をうけ、「在宅勤務で気になった住環境の課題に関する調査」を行った。調査は2020年4月27日~4月30日、インターネットで実施。20代から60代までの社会人1413名より回答を得た。

それによると、日頃から気にしていた住環境(複数回答)としては、「ほこり」がトップで52.5%。「気温」(43.0%)、「風通し」(41.3%)、「湿度」(40.5%)、「汚れ」(40.4%)が続く。一方、在宅勤務中により気になるようになった住環境では、日頃から気にしていた要素のほかに「空気の滞留(よどみ)」(25.3%)が上位に入った。目に見える汚れとあわせ、目に見えない空気環境も気になってくる人が多い傾向にあるようだ。

在宅勤務をしたことで改善したいと思うこと、より投資したいと思うようになったアイテムは、「家具(デスク、チェアー、ソファなど)」がトップで約4割(39.6%)。次いで、「空気環境をよくする電化製品(エアコン、空気清浄機、加湿器など)」(31.9%)、「掃除道具(掃除機、洗剤、除菌シート、モップなど)」(30.0%)が上位にランクインした。インテリアの見直しと合わせ、空気環境や衛生環境の改善が重視されている。

また、平日の日中を自宅で過ごすことにより、約6割(57.5%)が「電気代が高くなった」と回答。約4人に1人(24.8%)は「1000円以上高くなった」と感じている。

ニュース情報元:パナソニック(株)

引用元: suumo.jp/journal