(株)矢野経済研究所はこのたび、住宅リフォーム市場の短期的な市場トレンド調査を行い、その結果(速報値)を公表した。
それによると、2020年(1~12月計)の住宅リフォーム市場規模は6兆5,333億円、前年比で0.03%減と推計した。4月の緊急事態宣言の影響で当初は大きく落ち込んだが、その後は徐々に落ち着きを見せた。
分野別にみると、前年(2019年1~12月計)と比較して「設備修繕・維持」分野は0.3%増と前年並みを維持。DIY(Do It Yourself)の需要が後押しとなり、「家具・インテリア」分野も7.6%増となった。一方、「増改築工事(10m2超+10m2以下)」分野は11.4%減となった。
2021年の住宅リフォーム市場規模は、約6.4~6.7兆円で推移するものと予測。リモートワーク(在宅勤務)をはじめとした新しい生活様式に対応するリフォームを中心に、今後も住宅関連への投資が進むと考察した。
ニュース情報元:(株)矢野経済研究所
引用元:
suumo.jp/journal